磁気刺激療法が話題ですが、日本でも治療は受けられますか?

磁気刺激療法は、テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられてから注目されるようになりました。

概要と現状をご紹介しましょう。

■磁気刺激療法は電気ショック療法の一種。

磁気刺激療法とは、簡単に言ってしまうと電気ショックによる治療法です。

脳や伝達神経に強いショックを与えることで、うつ病改善に大きな効果があるとさています。

しかしその一方でリスクも多いとされたため、これまでは開発した米国でも医療現場での積極的な取り入れはされてきませんでした。

リスクと呼ばれているものには、物忘れ、けいれん勃発などです。

■米国では承認されていても日本では無認可。

2014年現在、この治療法を開発したアメリカでは、米国食品医薬品局(FDA)から認可を得て、正式な療法として用いられています。

日本での監督官庁は厚生労働省になりますが、アメリカのこの療法については、まだ認められていません。

呼び方としては、磁気刺激療法の他にも、「TMS」、「TMS治療」、「経頭蓋磁気刺激法」などがあります。

出力強度にはメーカーによって差がありますが、発せられた磁場は脳の深いところまで達するため、かなりの効果があるとされています。

■厚生労働省で未承認の療法を使って治療を行うことは、おすすめできません。

日本でも一部の医療機関で取り入れているところはあります。

この磁気刺激療法は薬物療法に、くらべて副作用がはるかに少ないとされていますが、日本では未承認なため一般には使用されていません。

そのため、臨床データが一切ないのが現状です。

未承認の場合、万一の事故やトラブルが起きても自己責任で終わってしまう可能性があります。