「磁気刺激療法に副作用はないというのはウソ」という人がいます。

磁気刺激療法には副作用がないと言われていますが、それはホントなのでしょうか。

現在、わかり得る磁気刺激療法の副作用について記述します。

■副作用がないという噂は誇張表現?

質問の方が「磁気刺激療法に副作用はないというのはウソ」と言われるように、磁気刺激療法でも、副作用がないわけではありません。

巷で言われている副作用がないというのはやや誇張された評価の一人歩きかも知れません。

しかし専門医の話では、けいれんが起こる確率は0.1%以下、同様に聴力の低下や脳波への影響なども0.1%以下とされています。

その他にあげられている磁気刺激療法の副作用は失神、局所的な痛みなどです。

■副作用があったとしても日常化しない。

頭痛や不快感などを副作用としてあげる専門医もいますが、投薬療法にくらべればごく軽度なもので、それが数日つづくようなことは考えられません。

ほとんどは治療を終えてしばらくすると収まるレベルです。

ただし治療の前には詳しいヒアリングと過去の病歴、既往症、現在服用中の薬、治療の内容などが調べられます。

脳への影響は未知数なので、絶対に安心とか副作用は軽度などと断定はできません。

■磁気刺激療法を専門にしている医師の数は少なく、症例数が少ないので、副作用の詳細なデータや報告が不足しているのは事実です。

現段階でわかっている磁気刺激療法の副作用は前述の通りです。

適応症のうつ病や脅迫心身症でさえ発症のメカニズムが解明されていませんので、その治療を行う磁気刺激療法の副作用については、さらに未知数の部分が多いと言わざるを得ません。