磁気刺激療法の施術を受けるポイントなど知りたいです。

磁気刺激療法の症例報告はたしかに少ないですが、専門医クリニックのホームページには代表的な事例が掲載されています。

一部をご紹介しましょう。

■SDS値が20回の磁気刺激療法で寛解。

うつ病にかかっている中年男性の例で、その人のうつ病発症期間は約6年。

投薬治療などをつづけていましたが症状の改善は見られず、磁気刺激療法を受けるために遠方から専門のクリニックに通っていたそうです。

初診時には「SDS値66点」と高い数値を示していましたが、週5回、毎日連続して磁気刺激療法を受け、合計20回の磁気刺激療法を受けた結果、そのSDS値は31点に減少し寛解レベルに達したという事例が公表されています。

■専門用語の寛解とSDS値について。

寛解とはガンの治療などにも用いられる専門用語で、完全に治ったと断定はできないが、症状が安定して平常なレベルにまで改善したことを示す単語です。

ガンは再発や転移の可能性があるので、完治・根治ではなく寛解という言葉を使って治療の一区切りと見なします。

同様にうつ病なども、根本的には患者本人が抱えている因子なので再発する可能性があります。

※うつ病について:http://www.afpbb.com/articles/-/3096019

そのため寛解という単語が使われます。

また前述のSDS値とは、うつ状態の自己評価を示す尺度の1つで、この数値が40以上あれば、うつ状態と診断されます。

事例では初診値の66(完全なうつ状態)から、磁気刺激療法20回で31まで下がっていますから、うつ状態から脱して普通のレベルに戻ったことになります。

■磁気刺激療法は、初めて受けてから後は、間隔を開けずに通院して、つづけて受けることがポイントとされています。

症状によって通院の回数は異なりますが、仮に20回であれば週に5回、4ヶ月20回を連続して受けることが大事です。

効果が衰えてしまう前に、新しい作用と効果を上からどんどん追加していかないと、元に戻ってしまうそうです。